アートなら我慢はいらない

楽しい時は我慢できない!

我が家には2歳4ヶ月になる息子がいます。まさにイヤイヤ期の真っ最中なのですが、あの愛くるしい笑顔を見せらるとなぜかすぐに許しちゃう親バカです。
最近、イタズラ心が目覚めたのか、はたまた楽しいことを探すことに目覚めたのか、ちょっと困ったことをするようになりました。
スプーンですくったご飯をわざと床に落としてみたり。おもちゃを投げてみたり。はさみで手紙を切ってみたり。周りの大人はなんとかわかってもらいたくて一生懸命に怒ったり、言い聞かせてみたりしています。でもいつもの愛くるしい笑顔でニッコリ。全く理解していません。
当然理解なんて期待していないのですが、許すわけにもいかない事ですから、暖簾に腕押しのような伝わった感覚のないやりとりが続きます。

ある日、ふと怒られるというのはどう言う感覚なのだろうと考えました。息子は楽しいことをひたすら楽しんでいます。悪気なんて全くありません。やりたいからやる。
怒られるということは、もしかしたら「我慢」させられる事を感じた時なのではないかと。
おもちゃを投げたい気持ちを素直に行動したら我慢させられた(怒られた)。

いろんな所に落書きしたい気持ちを表現したら我慢させられた(怒られた)

テーブルに絵を描いたら我慢させられた(怒られた)

息子はまだ我慢するという感覚がつかめていない気がする。禁止されても、その口調や大人の言葉のやりとりが遊んでもらっているように感じているのかもしれない。
やがて楽しんでいるところを突然取り上げられたり、禁止させられ我慢させられる事を感じた時に「怒られた」と感じてくれるのかもしれない。
そう思うと、怒られる事は我慢を強いられる時におきること?
やがて小学生になったらもっと怒られるだろう。

宿題を忘れて怒られるのは、遊びたい気持ちを我慢させられなくて忘れてしまったから。

廊下を走って怒られるのは、廊下を走りたい気持ちを我慢できなかったから。

テストの点数が悪くて怒られるのは、勉強ではなく、遊びたい気持ちを我慢できなかったから。

我慢できなかったらなぜ怒られるのだろうか。みんなに迷惑がかかるから。事故につながるから、自分自身のためならないから。
それがわかると大人になると言う事なのだろう。大人になると、ほとんど怒られる事はなくなると思うけど、、、。
大人になって自分の気持ちに我慢できずに怒られるという事は、もっと大変なことになってしまうこともありますね。
だから、子どものうちに、うまく「我慢」する方法を身につけた方が良いんだろう。

でもなんでも良い子の「我慢」できる大人よりも、自分のやりたい事をうまく表現できる大人になりたいですね。

アートなら我慢はいらない。楽しみたいだけ楽しもう!


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