芸術による教育の会海外イベント事業第2弾!
昨年のカンボジアに続き、今回も株式会社クオリアート様の企画「きずなアートフェスinタイ」に参加いたしました。
バンコク中心部にあるバンコク・アート&カルチャー・センターにて日本とタイの子どもたちの作品展示の見学、式典の参加
そしてタイの小学校での交流イベントの企画など盛りだくさんのアートフェス。
芸術による教育の会からは9名の講師が現地訪問いたしました。
|
|
バンコク市内での作品展示
大きなビルが多く立ち並ぶバンコク市内の中に一際白くきれいな建物が見えます。それが今回の作品展示会場「バンコク・アート&カルチャー・センター」です。
建物の地下1階に所狭しと日本とタイの子どもたちの約8000点の作品が飾られています。
今回のきずなアートフェスの作品テーマは「家族」。
テーマは同じでもやはり、日本の子どもたちと違った色の使い方や、日本の漫画がモチーフになっている作品など見れば見るほど面白い作品がたくさんありました。
|
|
オープニングレセプション、式典表彰式
今回のきずなアートフェスinタイは、日・ASEAN友好協力40周年記念事業の一環として行われました。オープニングレセプションでは、民族衣装に身を包んだ子供たちが出迎えてくださり、ダンスを披露してくださいました。タイ王室からも来賓として見えられ暖かいスピーチをしてくださいました。
また、式典表彰式ではタイツアーに参加した子供たち全員には記念メダルが授与され、今回のアートフェスに出展した美術教室の団体には賞状が授与されました。
|
|
学校訪問、アートイベント
昨年のカンボジアの学校訪問で大盛況だったアートイベント。今回もタイの学校の子どもたちとアート活動を行ってまいりました。
2000個用意した紙コップを積み上げる紙コップタワー。JAPANとTHAIの文字から発想するスクイグル。日本から持ってきた障子紙を使った長い絵を言葉の壁を越えてアートで交流を行いました。
みんなで遊ぼうスクイグル!
言葉が通じない子ども達にジェスチャーでどう伝えるのか?まるで授業でもやるような感じの雰囲気が少しドキドキ。狭い教室で、タイの子どもたちと机やクレヨンを一緒に使う。
3つの教室に分かれ、先生たちはそれぞれの教室で身振りの導入を何とかやり、まずは気軽に描いてみようという雰囲気で始めました。太陽が紙の上部ど真ん中にある作品が多いのが印象的でした。 日本でよくみる太陽は、画用紙の端っこにいるケースが多い。そんな所がとても面白い。
積み上げよう。紙コップタワーとみんなのきずな!
少し時間をおいて別室では紙コップタワーが始まりました。
2000個の紙コップを慎重に積み上げます。風が吹いたら倒れてしまう紙コップタワー。教室の窓は開けられません。お部屋のクーラーは故障中。
しかしそんか事は始まってしまえば気になりません。積み上げたときの「イェ~イ!!!!」の歓声はうれしいですね。
最後まで子ども達と言葉は分かりませんが、笑いながら一緒に作れた事は、交流の一歩を進められた気がしました。
日本まで届け! ながーーい絵。
シンプルに、「ただ一緒に絵を描く」この一点だけでも子ども達はたくさん楽しんでくれる事を感じました。
日本からたまたま持参した障子紙。少しフワフワのこの感触で描くお絵かきはタイの子どもたちも気に入っていただきました。
きれいな空の下に敷かれた白くて長い紙。そこでワイワイガヤガヤと子供たちが群がり絵を描く。
日本とタイとの垣根を感じないアートの交流が容易に楽しく出来た。
|
|
大変ありがとうございます。
今回のタイの学校でのイベントに当たり、ぺんてる株式会社様より新商品の「図工クレヨン16色セット」を40セットも寄付していただきました。
紙以外にもビニールやプラスティック、ガラスなどいろんな物に直接描けてしまうこのクレヨン。
イベント終了後はそのまま学校へ寄付いたしました。
タイの子供たちは、とてもこのクレヨンを気に入って頂いた様子でイベント終了後もクレヨンを離さない子どもたちが沢山いました。
ぺんてる株式会社の皆様本当にありがとうございます。
|
|