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ごあいさつ
芸術による教育の会 代表 寺尾 憲
「明日への手」美術展は、本年で59回展を迎えます。
この伝統の展覧会は、他に類のないものと自画自賛しております。
芸術による教育の会は、インターネットを通して、日本全国にそして世界に羽ばたきつつあります。

まず、WEB美術館を設立しました。子どもたちの世界一の展覧会を目指しています。
そしてWEB美術教室「アトリエ・トントン」を開設いたしました。全国の子ども達に、インターネットを通して、美術による教育を実践し、美術による教育の普及に全力を注いでおります。
美術は、そのすべてが、正解のない問題なのです。
正解を○×で選ぶのではなく、正解を自分で作るのです。そればかりではありません。何を作りたいかという問題を自分で作ります。そしてその問題の答えを自分で作り出します。
「これって、社会そのものではないでしょうか!」

美術を通して、子どもたちの心に、生きていく力を育む、底力を育む。これが芸術による教育の会の目的です。
工夫する楽しさ、試行錯誤のおもしろさ、完成の喜びを通して、何とかする力、底力を身に着けていきます。 これを柔軟な思考力と呼んでいます。
柔軟な思考力がためされるのは、困難に遭遇した時です。環境への適応、行きづまった時の壁を乗り越える考え方。ボジティブ思考~~。 平常時に工夫する勇気。
ここ一番で頑張れる心。いずれも人生を歩む上での武器となるものです。
現代社会が一番求めていることは、自己表現と自己主張です。美術は自己表現と自己主張のかたまりです。
これを育むのが、芸術による教育です。

この展覧会を通して、一人一人の心を感じて頂きたいと願っています。
「私の心を見て、これが私の心よ!」
その子の作品には、その子の心が溶け込んでいます。 自己主張と自己表現の始まりです。
美術による教育で心を開放し、情緒を安定させ、そして柔軟な思考力を身に着け、自己表現力をみがいていきます。 これが美術の魔法です。私たちの、芸術による教育です。
子どもたちへの期待は膨らみます。次世代を背負って立つ子どもたちは、私たちの宝物です。 芸術による教育で、すこやかに成長してくれることを心から願う次第です。

どうぞ、子どもたちの力作を心ゆくまでご堪能ください。伝統ある「明日への手」美術展に誇りを持っていただきたいと心から願っています。



第59回明日への手美術展
総実行委員長 矢板 晶一
 
 芸術の秋がやってまいりました。
生徒の皆様も保護者の皆様も教師も、ARTを楽しみながら秋を満喫していただければと思います。

 さて、2016年度の「明日への手美術展」の会期が決定しました。
今年の展覧会のテーマは「ART in your heart」です。
子どもたちの心がとけこむ「今」の表現を、保護者の皆様、おじいちゃん、おばあちゃん、お友達、作者を取り巻くみんなに「かけがえのない今の自分」を見ていただく展覧会になりますように、教師一同全力で取り組みます。

 それぞれの展覧会場の実行委員長も決定しました。
明日への手美術展は本会が開催する様々なイベントの中でも、最も重要なとりくみとして位置付けています。
地域展の実行委員長は失敗のできない重い立場として、豊かな経験と信頼が厚い教師が指名されます。
とても負担の大きい役割ではありますが、誇りでもあります。

先生方全員が全力で取り組む展覧会を、楽しみにしていただければと思います。
よろしくお願い致します。