このコロナ禍を振り返り生徒の皆様とその保護者の皆様へお礼を申し上げます

 

まだ振り返るには早いかもしれませんが、このコロナ禍を振り返り生徒の皆様とその保護者の皆様へお礼を申し上げたく存じます。

去る2月27日、いよいよコロナウイルスの感染が広がっているニュースが私の心を大きく揺さぶりました。

「これから何が起こるのか?」

「そして今何をすべきか?」・・

「そして今、何を最も大切にすべきか?」

 

・・・・「安全であること」・・・そして「安心であること」

 

「安全・安心があっての・・・より良い教育」

生徒の皆様や保護者の皆様の安全こそが何より重要。

 

「生徒たちの安全を第一に考え、また私たち自身の安全も考え、3月からは対面授業はやめよう!」

そしてオンラインに切り替える決断をしました。

 

しかし、オンラインのレッスンに賛成する先生はほとんどいませんでした。

先生たちは生徒のみんなと会いたいのです。

オンラインでいつもの代わりとなるレッスンができるわけがないとみんなが渋りました。

 

でも私たちの教育目的は「逆境に負けないしなやかな思考力を育む」というものです。

 

「対面じゃないならやらない」ではなく、、、

「困難に立ち向かえる智恵を育むためにも、私たち自身がしなやかな智恵を持ちチャレンジする必要があるはずだ!」

 

私たちは、新しい形に挑戦しようと思い直し、そして奮起しました。

そして私は、その日のうちにzoomの有料アカウントを31アカウント登録しました。

合理的に考えると5アカウントもあれば十分。

 

しかし、こんな混乱時に合理的に行動できる人はいません。

誰一人として「失敗するな」というプレッシャーに勝てるはずがありません。

 

生徒たちにも「チャレンジするときは失敗を恐れないで!たくさん失敗して失敗の中で学ぼう!」と言っています。

 

「子供が初めて新しいおもちゃを手に入れたときのように、zoomの機能と可能性を使い倒して試して欲しい!」と先生たちに伝えました。

 

「どんな使い方をしても構わない。生徒や保護者に迷惑をかけるかもしれないが、その時は心からお詫びすればいい。こんな非常時に失敗を批判するような人は私たちへの協力者じゃない。そしてそれが原因で、たとえ生徒が辞めても失敗の責任を責めることは絶対にしない。」

 

「個人が誰の承諾もなく使えるだけのzoomアカウントを取りました。たくさんたくさん失敗して、何をしたら失敗をするかをみんなで共有しよう。そして、小さな感動があったらみんなでそれを真似して、進化させよう!」

 

そして、対面授業ができなくなり・・オンライン授業へのご案内を保護者の皆様へお願いしました。

生徒たち、そして保護者の皆様にとっては不満に思った方々もたくさんいらっしゃったと思います。

当然です。 生徒たちは私たち以上にみんなと会って美術を楽しみたいはずです。

 

生徒たちにとってもオンラインより対面の方がいいに決まっています。

それにも関わらず多くの保護者の皆様がお子様を励まし、そして私たちを応援してくださり、オンラインレッスンを続けてくださいました。

 

 

私たちの仕事は「子供を楽しませるサービス」ではありません。

 

「アート思考で逆境にも負けないしなやかな思考力を育む教育」をすることです。

 

「対面じゃないと美術指導などできない」とそんな情けないことを私たちが言っていては生徒たちに恥ずかしい。

 

対面指導ができないという逆境に負けないように、オンラインでもご満足いただける教育を提供できるようにチャレンジし続けている姿を生徒たちにも伝えたい。

毎朝のzoom会議で先生たちに、必死で語る毎日でした。

 

私たちのそういう想いをご理解いただき応援してくださった保護者の皆様方へ、教師一同を代表して心より感謝申し上げます。

 

このコロナ禍において、私たちは筆や絵具の代わりにzoomを武器に戦いました。

そして、6月からはハイブリッドの授業が始まりました。

私たちは、もし、もう一度対面授業ができなくなってもオンラインで教育が続けられるようにと、対面授業と並行してオンライン授業を毎日開催しています。

 

 

今では、「オンラインの方が集中できる」と言って、オンライン授業に参加くださる子供たちも増えました。

 

部活動で帰りが遅くなったり、悪天候で通学時の安全面が心配だったり、急な用事で対面授業をお休みする時など、オンラインを選んでくださっている生徒たちも増えました。

 

これから寒い冬に向かい、コロナウイルスとインフルエンザが合わさっての感染が広がるのではないかとも心配されています。

 

そんな不安な状況になっても、私たちは美術による教育を続けて行きます。

 

どんな状況になっても、生徒の皆様の安全と安心を第一におき、その上で子供達の将来ためにより質の高い教育を提供できるように、教師一同智恵をしぼり力を合わせて頑張ります。

 

みなさま、いつもありがとうございます。

 

皆様の応援があって、皆様の支えがあって、私たちはこの逆境においても前向きに挑戦できています。

心より感謝申し上げます。

 

何度言っても足りないくらいです。

 

皆様、本当にほんとうに、いつもいつもありがとうございます。

 

芸術による教育の会取締役GM 屋嘉部正人



 
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PROFILE

屋嘉部 正人(わかめ先生)
屋嘉部 正人(わかめ先生)芸術による教育の会 代表取締役社長(2026年〜)
沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
多摩大学大学院 経営情報学研究科修士
芸術による教育の会 代表取締役社長(2026年〜)

大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。

美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。

50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会

・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。