美術教育一覧

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幼児の想像力を育むために —切り抜いた形からの発想—

「園児の個性を伸ばす課題を教えて欲しい!」と幼稚園や保育園の先生方から相談を受けます。 園では芋掘りや運動会の思い出を描かせることが多いらしく、一人一人の個性が出た思い出画というより、それぞれの気持ちが表現できていない説明画になってしまう...

幼児の想像力を育むために ースクイグルあそびー

前回の「幼児の想像力を育むために —くり抜いた形からの発想—」につづきまして 今回は「スクイグルからの発想」です。 ドナルド・ウィニコットが提唱した非言語的な表現方法を用いる芸術療法の1つに、スクイグル法 (squiggle) があ...

ブラックエンジンと美術教室

毎週とっても美術を楽しみにして来てくれていたA君。ある日お母様と一緒に元気のない表情で教室に入ってきました。 「こんにちは!今日も来てくれてありがとう!今日もすっごいの作ろうね!」私は浮かない表情を気にしつつ、いつもの調子でご挨拶をしてみるも、元気の...

アートなら我慢はいらない

我が家には2歳4ヶ月になる息子がいます。まさにイヤイヤ期の真っ最中なのですが、あの愛くるしい笑顔を見せらるとなぜかすぐに許しちゃう親バカです。 最近、イタズラ心が目覚めたのか、はたまた楽しいことを探すことに目覚めたのか、ちょっと困ったことをするように...

「子どもの絵について学ぶ」基礎編 part2【子どもの絵における形の発生】

子どもの絵における形の発生 形の発生(ローエンフェルトの研究)子どもの絵において初めて形らしきものが描かれるのは3歳から4歳の頃です。その頃の子どもの絵の発達段階を象徴期と呼ばれています。 形とはいえ、象徴期のはじめの頃は、何を描くか決...

一緒にカリキュラム(課題)について検証しませんか?

「どこでもアート」すご美の、制作検証会に参加してみたいという方を募集しています! 造形指導、美術指導、ワークショップ活動などにおいて お困りの指導者の方はいらっしゃいませんか? 毎月、芸術による教育の会のメンバーでは カ...

「間違った教育」を「素晴らしい教育」に変えるにはどうすればいいのでしょう?

前回のブログにて・・・ 子どもの、その育ちたがりの好奇心を「苦手」にするのは「間違った教育」に原因があると思います。 ・・と書きました。 子どもは、自らの力で育ちたがりで知りたがりなんです。 間違った(偏った?)教育は、何でもか...

藤井聡太さんのお母さまのコメントで思う・・『苦手なものはあった方がいい!』

前回の記事・・「藤井 聡太さんの苦手な科目は「美術」ですって!!!???」を読んでコメントをくださったロイヤルスチューデントS兄妹とのお母さまのお話が素敵すぎです。 そのコメントを使わせていただき、今日のブログを書きます。 私の周りにも美術が苦手と...

「山を買おう!」Part-2 「どこでもアート」〜自然の中で生きる力は育もうプロジェクト

●民家付き畑付き清流付きの山をどのように利用するのか?について 「どこでもアート」〜自然の中で生きる力は育もうプロジェクト 自然こそ、生きた教材の宝庫! 都会での美術教育は、人工物を素材としたカリキュラムがほとんどです。 「花を描こう!...