「○○とかけて・・なんととく?」フォトモンタージュは描く「笑点」!?

「子どもには自由に好き勝手描かせたい!」とはいえ・・

子どももある程度の新しいきっかけがないといつも同じような絵ばかり描いてしまいます。

芸術による教育の会では、子ども達のワンパターンを打ち破りユニークな発想を引き出すカリキュラムを使います。

たくさんあるカリキュラムの中の一つが「フォトモンタージュからの発想」です。

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ゲーム感覚で笑点のお題のようなものが出ます。

「○○とかけてなんと解く?」「そのココロは?」のように・・

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「いないいない」っと言って  「ばあ〜」と写真をめくる子ども

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同じ写真を使っても  オチが違います

まず、たくさんの写真を切り抜いた断片を用意します。

その断片を画用紙の上に並べながらユニークな世界を作ってもらいます。

真っ白の画用紙を渡して、「自由に描きなさい」だけでは到底発想できないような世界が描き出されます。

絵が苦手な子どももお題となる写真がヒントにもなるので楽しく描けます。

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逆に写真があることにより、いつも描いているような得意な絵は描けないので、ワンパターンを打ち破り柔軟に考える手助けになります。

その多くは、まるで授業中に教科書に落書きするようないたずらのようなものです。

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この時のいたずら心こそが、子ども達にとって先生の顔色を伺うことなく自由に好き勝手発想できる最高の感覚です。

こういう作品を学校の教室の壁に貼ると面白んだけどなあ・・と思うのですが。

朝日新聞2008年1月23日夕刊「頭が良くなる」フォトコラージュ ー思いのまま写真切り張り(記事)

  

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PROFILE

屋嘉部 正人
屋嘉部 正人芸術による教育の会GM
沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師

大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。

美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。

50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。