藤井聡太さんのお母さまのコメントで思う・・『苦手なものはあった方がいい!』

前回の記事・・「藤井 聡太さんの苦手な科目は「美術」ですって!!!???」を読んでコメントをくださったロイヤルスチューデントS兄妹とのお母さまのお話が素敵すぎです。

そのコメントを使わせていただき、今日のブログを書きます。

私の周りにも美術が苦手という人は残念ながら多いです。
理由は色々。正解がないから、よく分からない、絵心ないから~
絵心で言ったら私もないと思いますが、それでも美術は大好きです。
それはきっと私の親が、どんな作品もすごく好きでいてくれたからだと思います。
こうした方がいいよ、とか指図されたこともないし、
適当な絵でも、どこかしら好きなところを見つけてくれました。当時の学校では(今も?)、正解?の作品、上手いとされる模範の作品があり、そこからずれている私の作品はあまり評価してもらえず、私の絵の上から教師に正解らしきものを描かれたこともあります。
そんなショッキングなことがありながらも、美術を嫌いにならなかったのは、
親が分かってくれてるから、教師の言ってることなんて気にしない🎵色んな価値観があるんだもんね、と思えたからだと思います。こちらの美術教室では、子供たちの個性をそのまま受け止めてくださるから、もっともっと子供たちが個性を出したいと思える場所です。貴重な場所です。

Sさまより

藤井 聡太さんは、「苦手」とは言っていますが、「嫌い」とは言っていないようなので、私はちょっと救われました。
「遊ぶ」とか「歌う」とか『描く」とかは、赤ちゃんが成長するときの「這(は)う」とか「立つ」とか「歩く」と同じだと思うのです。
子どもはもともと好奇心の塊で育ちたがりです。
それを「苦手」にするのは「間違った教育」の結果だと思います。
「苦手」を作り、ついには「嫌い」になってしまうのだと思います。
悲しいですね。

Sさまのお母さまは、本当に素晴らしいお母さまですね。
「あなたがやることみんな愛おしい!」
そう言ってもらえると、子供はすくすく伸びます。

私は、聡太さんのお母さまも素晴らしい方だなあと思います。

聡太さんのお母さまへのインタビュー記事を読んでの私の感想です。

聡太さん、結構こだわりの強い子どもだったようですが、そのこだわりをネガティブに捉えることなく、個性として認め受け止めて育んできた、本当に素晴らしいお母さまだなあと思いました。

そういう聡太さんのお母さまのコメントを読むと、Sさまのお母さまのように、ありのままの我が子の個性を暖かく認めて応援しています。

聡太さんの「美術が苦手」というコメントを聞いて、私は最初残念な気持ちになりましたが・・

今では、「美術なんて苦手でいいよ!」と思ってしまいます。

苦手なものの一つや二つ・・・三つや・・・八つあっても大丈夫!

得意なものに注目してあげて、自己肯定感を育む方が大切ですよね。
苦手なものを諦める!

これも一つの大きな決断!

自分らしい生き方のための断捨離の一つです。

得意なものや好きなものと本気で過ごす時間のためには、苦手なものもあった方がラッキーなのかもしれませんね。

→ 一流になるための性格は「素直な負けず嫌い」ってほんと?


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PROFILE

屋嘉部 正人
屋嘉部 正人芸術による教育の会GM
沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師

大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。

美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。

50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。