思わぬ「春」のわな！?・・みなさま春中お見舞い申し上げます〜♬

 

 

 

「春一番が〜掃除したてのサッシの窓〜に〜♫、埃の渦を踊らせてま〜す〜♪」

 

「花粉も一緒に踊らせてま〜す〜♬」

 

花粉症の方、春中お見舞い申し上げます。

 

春はお引越しのタイミングでもありますね。

 

年度替りのタイミングに転校や転勤なさる方もいらっしゃることでしょう。

 

春は「春一番」とともに花粉のみならず色々なストレスも運んできます。

 

お引越しは新天地への期待と不安が大人にとっても大きなストレスです。

しかし、小さなお子様にとってはもっと大きなストレスです。

 

私は3歳の時に沖縄から大阪に引っ越しました。

沖縄では広々とした庭があり、毎日のびのびとした生活を送っていました。

それとは打って変わって、大阪では７畳半のアパートに５人で住む超貧乏暮しのスタートとなりました。ふわふわちゃんを捨ててきてしまったこともあり、その際のストレスは３歳には大きすぎたのでしょう。私はなかなか親から離れられませんでした。

 

 

小学5年生の時に新築の市営住宅に当選し、2度目の引越しをしました。

７畳半での7年間の生活は、たくさんの思い出を作ってくれて・・
「机本箱〜運び出された荷物の後〜は〜♬　」
まさに畳の上には、くっきりとしたプリントが描かれていました。
その美しいコントラストは子どもの私の目をにじませるほどに眩しく・・・
毎日昇る朝日が残した自然の絵画を見て、将来画家を目指す少年はどのように感じたのか・・　　・・・「忘れん坊で〜わがままで〜意地悪だから〜覚えていません♬」

自分の部屋が持てるかもしれないということで、その時は不安よりも期待の方が大きかったです。
3歳の時とは全く違い、すぐに学校生活にも慣れ友達もたくさんできました。
11歳の時ですから、十分に引っ越しに適応できる知恵と心が育っていたのでしょう。
とはいえ、引っ越し初日から先生に叱られて校庭で立たされたりと、以前の学校で普通にしていたやんちゃが新しい学校では全く通用せずに叱られてばかりの毎日でした。
今思うと、子どもながらにその時の環境の変化へのストレスは大きかったことと思います。

 

親は子どものことを気遣い十分にケアーをしたいのですが、自分自身も新しい環境に適応するために余裕がなかったりしますよね。
子どもも一人一人性格が違いますので、親や他人が思う「それぐらい当たり前」という当たり前が当人にとっては当たり前じゃないわけです。
環境の変化を楽しめる子どももいれば、ちょっとした変化にすら不安になってしまう子どももいます。どちらも、その子どもにとっては「私の方こそ当たり前」なんです。
特に就学前のお子様のいらっしゃるご家庭でのお引っ越しなどの環境の変化には十分なケアーをしてあげたいものです。

 

お引っ越しなどの大きな変化がなく、毎年のように春を迎える方も注意が必要です。

自分が動かなくても、春は勝手に動き出します。春は様々なものが変化する季節です。

冬の間は、目に入ってくる色や明るさなどの刺激が一年で最も弱い季節だと思います。

そして、春を迎えると景色が一変します。新緑と色とりどりの花が咲き、聞こえてくる声もなんだか賑やかに聞こえます。

しんみりとした静かな音楽から急にテンポの速い抑揚のある音楽へと変化するような感じです。

 

 

たくさんの鮮やかな可愛い花が咲き、心もウキウキしだします。

「重いコート脱いで〜出かけませんかあ？　もうすぐはーるですねえ・・恋をしてみませんかあ♬」と、背中を押される季節でもあります。

 

気持ちの準備が整っていないとその変化についていけず、春は本当に疲れる季節でもあります。

みなさま、無理をしないでゆっくりスタートしましょうね。

 

今日は、オールキャンディーズで・・「春中〜〜お見舞い申し上げます〜♬」

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