ニューカレドニアでワークショップ。和紙、大活躍。

こんにちは。会の教師の後藤有希です。

ニューカレドニアってどこにあるか知っていますか?

日本から飛行機で8時間。オーストラリアの右のほうの南の島です。
首都はヌメアという所。フランス領です。
ひょんなお話から、ニューカレドニアのアートフェスティバルで、ワークショップを受けもつことに!
頼まれたのは、コラージュ。紙を切って貼って作品を作りあげます。
なんの紙を貼ろう!?
うーーん…

ここはストレートに、日本の紙を持っていこう。 メイドインジャパン。
という事で都内の和紙を扱っているお店で日本の紙を沢山買います。
葉っぱやネギ、花びらの混ざった和紙。和柄の模様が綺麗な千代紙。透け透けのレースのような和紙。
障子紙も買って、家でカラフルにたたみ染。墨でブワッと模様付け。
紙だけでテンション上がります。
そして、言葉の問題ですがニューカレドニアはフランス語。
フランス語は「ボンジュール」しか知りません。汗

現地でのワークショップ指導は、フランス語の単語と日本語と擬音語とジェスチャーを織り交ぜた不思議なものになりました 笑 。
通訳してくださる方もいましたが。
「パピエ(紙) ショワジー(選ぶ)ジョワジー ジョワジー ジョワジ〜」
(※紙を選んでいる動き交えて)

「はさみでーーー チョキチョキチョキチョキ!」
(※チョキチョキの擬音語は伝わるのか?)

「うーーーーーん うーーーん」
( ※切った紙組み合わせて動かして悩むジェスチャー)

「コレ(貼る) パピエ(紙) ぺたっ!」
これで伝わりました。きっと。

フランス語の本を片手に、必要な単語だけ抜き出し即活用!
「セ(これ) ジョリ(美しい)!」「シュペーール!(すごい)」

などもマスター。発音はヒドいものだったでしょう(^◇^;)
紙事情ですが、
ニューカレドニアは、紙を自国で作ることはないそうです。輸入される紙自体の種類も豊富ではありません。
なので、今回の日本で作られた様々な種類の紙は、ニューカレドニアの方にとってはすごく珍しいものだったようです。
日本にいても和紙の美しさには感動しちゃいますが、こんな繊細なものを作る日本ってステキだなと思います。 ニューカレドニアに行って改めて気づきます。
(世界の紙のことをもっと知りたいなぁ)

(↑テントから、和紙のかけらをいっぱい吊るします。)
あとは、日本独特のものでいうと「間」の感覚の違い。
間とは、余白のこと。よく日本画などで、「絵が描かれて良いない余白の部分」がありますね。あえて美しさとして、残している部分。
今回は、サインなどする色紙を土台にしてコラージュをしていったのですが、多くの方が余白を全部埋める勢いで作るんですよね。
なんとなく、色紙=余白があって当たり前。の感覚でいた自分は、色紙埋め尽くして紙を貼るニューカレドニアの人々との感覚の違いを感じました。


そして、印象的だったのが、日本では大人は子どもに比べると絵や工作に対してちょっと遠慮することが多いなと思っていました。が、このワークショップでは、大人もがんがん作ります!!
参加した子ども達のお母さん、お父さん、おばあちゃん。一緒にやりましょ。と道具を渡した途端、一気に集中して作りはじめます。
大人の人も楽しんでる! この反応の良さにはびっくりです。

ニューカレドニアの北部からわざわざ南部のアートフェスに来てくれ、「帰りたくない!」と子どもがだだをこねる程、すごく楽しんでくださったご家族もいました。
美術を通じた場って、本当に素敵な時間を共有できる。
日本でもますます美術教室をがんばろうと思いました。

そして、外国へ行っていろんな価値に触れたことで、自分の小さな視野もちょっとは広くなったかな と思います。
また どこかに行きたいなぁ!




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PROFILE

ゆき先生
ゆき先生
多摩美術大学 油画専攻卒業
美術教室の先生として10年目にはいりました!