「鴻巣アートの森」購入物語 Part-01

  • 前回、「山を買おうPart-4」鴻巣市北根の森を買いましたーにてご報告させていただきましたとおり、私たち芸術による教育の会は今年2018年4月21日に鴻巣市に約2000坪の森・畑・古民家を購入しました。パチパチ!

実は、正確には畑は買っていません。

買っていないというか・・農地法により農家でないと畑は購入できないのです。

とはいえ、とっても良心的な料金でお借りしています。

この場所を売ってくださったご家族がとっても素敵な方々でして、

この場所を購入するまでに経緯を記事にしたくてたまらないほどドラマがあるのですが・・

ご家族のプライバシーを厳守させていただき、それらの経緯については控えさせていただきます。

ああっ!ううっ!・・やっぱりプライバシーを尊重した上で差し障りのない程度にちょっとだけ書かせてください。

出会いは、昨年の11月ごろのことです。

私はいつものようにiPhoneで、スマートニュースをチェックしていました。

「並みの不動産屋さんでは扱いにくい物件を売るサイト」として記事が目に飛び込んできました。

その名も「家いちば」→http://www.ieichiba.com/

何百坪の土地と家がついて「無料で差し上げます」という物件もあります。

田舎物件などをお探しの方にはオススメです!

ちなみに、私が「家いちば」で見つけた素敵な物件情報はこちらでした→広大な敷地にある埼玉の農家を丸ごと買ってくださる方を募集します

当時、家いちばのトップページで紹介されていました物件です。

もちろん、すぐに問い合わせをしました。

売主のTさんとはChatworkを使って何度かやり取りをさせていただきました。

メッセージのやりとりではありましたが、Tさんの文面からは、とても信頼のできる誠実な方だとすぐに感じ取ることができました。

(早く見学したい!)

この物件は、「家いちば」で扱う物件の中でも人気の物件だったようです。

すぐに問い合わせが殺到したようで、数日後には問い合わせの受付を終了したようです。

購入を前提に見学したいとエントリーしたグループが十数件あり、合同見学会が昨年2017年12月17日(日)に午前と午後に分けて開かれました。

私が参加した方は午前の部で10時からの見学でした。

自宅の千葉県野田市から圏央道を使い約1時間ほどで到着。

都心からも1時間少しでアクセスできる場所です。

入り口正面から車一台がやっと通れるほどの一本道をすり抜けて、古い母屋が奥の方に見えました。

この細い道からが敷地です。150メートルほど奥に見えるのが母屋です。

(すごい!・・これはイイ!・・思っていた以上に広い!)

すでに車が何台か停まっていて、数組のグループ(ライバル)が先に到着していました。

程なく10組のグループが勢ぞろいし・・

まずは屋内と屋外の2グループに分かれて、見学しました。

屋内からスタートした私のグループははじめに築88年の母屋を見て回りました。

広い! 天井高い! 柱太い! 梁がすごい! 襖・欄間・格子戸の作りが綺麗! 土間がある(以前かまどがあったに違いない) 手押しの井戸が素敵! 屋根裏部屋が秘密基地っぽい! キッチン20畳以上ある!

右が母屋・左が離れ

襖を全部外すと24畳の畳部屋になります

大広間とキッチンを結ぶ板の間です。


母屋の屋根裏部屋から見たところ。梁が太い!

手押しと電動の井戸があります。呼び水を入れるとあふれんばかりに勢いよく水が出ます

部屋数がざっと数えて11部屋・・これだけで十分です!

「それでは、つぎに離れの家をお見せします」とTさん。

母屋はTさんのご両親がお住まいだったとのこと。

離れはTさんご家族がお住まいだったそうです。

離れは7部屋、築40年です。まだまだ現役で綺麗です。

(生徒たち連れてキャンプできるわ!)

屋内ツアー・・まだ、終わりじゃありません。

大きな土蔵があるのです。

アトリエにしたいなあ・・・って・・これって普通の一軒家くらいの広さがあるんじゃない

こちらは土蔵の二階です。

一階部分は土間になった二つの大きな部屋に分かれ、はしごを登ると二階部分はリフォームして綺麗なフローリングと壁でできた部屋が3つに分かれています。

全部数え直すと、23部屋ありました。

本気のかくれんぼができますね。

続き・・屋外(森・畑・庭)編は次回・・




にほんブログ村 美術ブログ 美術教室・学習へにほんブログ村 子育てブログ 子供の習い事(教室・業者)へ
FC2 Blog Ranking

PROFILE

屋嘉部 正人
屋嘉部 正人芸術による教育の会GM
沖縄生まれの大阪育ちの千葉県野田市在住
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
横浜美術大学絵画コース非常勤講師

大学四年生から芸術による教育の会で美術教室教師としてアルバイトを始め、大学卒業とともに同会に入社。

美術家として個展やグループ展など多数発表を続け、新制作協会に所属。

50歳を機に人生をリセット
・右利きを辞めて左利きとして生まれ変わる
・やりたくてやらなかったことを全てやる
52歳で新制作協会会員を退会
53歳でこれだけはやめられない一番好きなお酒をやめる
・芸術による教育を全国に広める伝道師として芸術による教育の会GMとなる
・「紙コップのインスタレーション」を各地で実施。