初めての絵の具お絵かき!

 未就園の子どもたちに、お母さんと一緒にに絵の具の遊びをしました。
この時期の子どもたちはまだ形が出てこない子も多く、ぐるぐるゴシゴシが楽しい!という時期です。
初めて絵の具に接する子どもにとっては、絵の具は絵を描く道具という意識はありません。
描いたり塗ったりする道具であることを使い方として教えるより、まずは体感しながら発見していくこと大切だと考えています。

 目の前においた画用紙に絵の具を垂らすと、それがなんなのかを確かめるために手で触ろうとします。
今回は絵の具ベタベタ遊びにならないように、手で触ることは我慢してもらいました。
絵の具を垂らした画用紙をたたんでなでなで!!
心を込めてなでてあげた画用紙を広げてみると‥

わ~~~~~~~~!!!

すごい~~~~!!

子どもたちから感動の声が飛び出します。
この瞬間の子どもたちのキラキラした笑顔は何者にも代えがたい宝物ですね!!
失敗なく模様ができるカリキュラムを「オートマチックアート」と言います。
一つとして同じ模様はありません。

お互いの模様を面白がって鑑賞した後は、そこにクレヨンでお絵かきをします。

「自分が作ったきれいな模様に、もっともっと関わりたい!」という気持ちがあふれます。

子どもたちのお絵かきを見守っていると‥

模様の中を塗り始める子。

たくさんの色を使う子。

一つの色でぐるぐるする子。

優しい線で模様を囲んでいく子。

デカルコマニの模様に刺激されて、様々なアプローチをしてくれます。
その一人一人違った関わり方が個性です。

お母様ににはいくつかお願いをします。

子どもたちのその作品に対して、余計なことは一切言わなこと。

ほめなくてもいい。

ただただ笑顔でうなずきましょう。

そして、家では一番目立つ場所に飾ってあげましょう。

良いか悪いかという評価ではなく、無条件の「あなたの心はOK」というメッセージになります。

形が書けるようになるかならないかのこの時期に、ただ手を動かすことが嬉しい!楽しい!!ということをたくさん実感した子は、発想を素直に表現するようになります。
できたかできないかというところにとらわれることなく、まずやってみることの大切さが心の奥に育ちます。

形が出るのが遅かったりしっかりと形が描けていなかったりすることに、心配してしまうお母様は多いと思います。

この時期の子どもたちの絵の発達の早い遅いを心配することは百害あって一利なしです。
ぐるぐるゴシゴシの中から、手の運動能力を育て、脳も育て、心も育てています。
みんなちがってみんないい!と、親心としてはなかなか思いきれるものではありませんが、そんな時はその瞬間のお子様の顔を見ましょう!

子どもの心が動いた瞬間のピカピカの笑顔!

夢中でお絵かきする真剣な目!

見て見て!!という時の充実した顔!

心が育っている瞬間です。

自分の個性を認めてくれる存在は、何よりの力になることは確かです。
のびのびと生きていくための心の貯金を、たくさん貯めている時期だと思ってほしいと願います。

 初めての絵の具の指導は、たくさんの心からの笑顔を見ることができて本当に楽しい!!
いつも素晴らしい笑顔をありがとう!!!

矢板晶一




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PROFILE

矢板晶一
矢板晶一美術教室事業部長
多摩美術大学院修了
行動美術協会会員
抽象画を制作する美術家です。