美術展に来てくださった『すご美会員さんが一番大切にしている』こと

明日への手「千住展」が開催されました。5会場6会期に渡って行われた2017年度の明日への手美術展がいよいよフィナーレ、この千住展の会場にすご美会員のひろろ様と創作クラブ「つくるん♪」の皆様が茨城よりお越しになりました。すご美担当の橋本と吉田でご案内させていただきました。

最後に記念撮影 ひろろ様(中央)つくるん♪創作クラブ参加のお子様&保護者様たち

会場にいらっしゃるとご連絡いただいたところから、ワクワクしてお待ちしていました。会の講師たちはひろろ様に伺いたいことが山盛りです。実際にすご美を使っていただいてどう思われているのか、使い勝手はどうなのだろう、私達のカリキュラムがクラブのお役に立てているのだろうか、生の声を聴かせていただくチャンスですし、美術展に来ていただけることへの喜びがありました。

予定通り13時過ぎに会場にいらっしゃった皆様、ちょっと緊張気味で会場にお入りになったところから、主催のひろろ様へ質問攻めをしてしましました!ごめんなさい(笑)

橋本
→すご美カリキュラムをご覧になって、どういったところがお役に立てていますか?参考にしていただいていますか?

ひろろ様
→目的ねらいの部分が一番参考になります。何を目的に制作をさせるのかが丁寧に書かれてあって、とても納得することばかりです。私自身は美術系の人間ではないので、上手に教えることはできないかもしれないけれど、子ども達を見守ることはできるかなと思い今の活動を行っています。その目的通りのことが毎回書かれてあって、目指していることが大切だと思っています。「こんなこいるかな」の解決方法などもすごく丁寧で、子どもの成長を見守ることを大切に考えていることが伝わります。

橋本
→目的が一番というのは正直驚きました。私達も一番大切にしている部分です。ありがとうございます。では、実際にレッスンするときに必要ない、見ないコンテンツはありますか?動画も多いですけれど。

ひろろ様
→全部見ます(笑)PDFにしてプリントアウトして、動画も見ますし、導入の様子があるとこうやればいいのかと予想がついてすごく助かります。タイムスケジュールがとても参考になります。やったことのないカリキュラムばかりなので、すべてが助かります。

橋本
→不要なものはないのですね、うれしいです。手作りでがんばっています。
やってみたカリキュラムの感想はいかがですか?

ひろろ様
→ボーリングゴルフをやってみました。近くに里山があるので、整備された雑木林でやってみました。すごく楽しめました。子どもたちも夢中で、ゴルフから戦いだったり、別の遊びへの展開など広がりがありました。

橋本
→それはうらやましい環境ですね。私達もそういう活動がしてみたいです。夢です。(山プロジェクト)

今回、ひろろ様は創作クラブの子ども達の発想を広げたい、同年代の作品を見て何か感じて欲しいという目的でいらしていただきました。その目的は果たすことができたでしょうか?男の子は剣などの立体作品、武器にもなるようなものが気になる様子でした。そんな子たちも小学校高学年や中学生になると突然油絵を描き始めることもあります。美術教室エピソードをお話しながら作品の観覧をしていきました。

芸術による教育の会美術教室・10年在籍のNくんの作品(薄水色の流線型の立体作品)に興味津々、丁度その場にいた作者に聞いてみたところ、樹脂を削ってツルツルに仕上げているそうです。制作過程を聞き驚いている私(右)何十時間もかけて削ったそうです。Nくんは将来、車のデザイナーを目指し美大に通う学生です。
ちなみに、芸術による教育の会では満十年在籍していただくと月謝が無料になります。作家仲間の永久会員となります。美術展のボランティアをしていただくことも。

オレンジのエプロンで会場スタッフボランティアをしてくれていた現役美大生のNくん。

工作コーナーのバッジを作ったり

ひろろ様 思いを伝えていただき、私達が元気をもらえました。本当にありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。

手前味噌で始めたすご美のサービスですが、本当に良いものであることが確認できたような気持ちになりました。益々、手前味噌に拍車がかかります(笑)

頑張っていきます!→2/17(土)すご美検証会に参加しませんか?募集中です。




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PROFILE

つぶつぶ先生
つぶつぶ先生
橋本円(はしもとつぶら)つぶつぶ先生です。
静岡県出身:40代
美術教室の先生として20年以上経ちました。武蔵野美術大学短期大学部(があったころ)美術科卒です。大学サークルアトリエちびくろのOGです(^^)
同郷の友人がすごく楽しそう活動しているのに魅かれてサークルに入りました。自分の思い出作りとして参加させてもらいましたが、子どもって面白い!そして、一緒に楽しむことを教えてもらいました。そのまま子どもと活動することの楽しさをもっと追求したくなり、現在も活動を続けているのかなと思います。
芸術による教育の会で子どもの指導を続ける中で、アート活動は子どもにとって大切な教育であると真剣に考えるようになりました。自分の子どもの育児においても、芸術による教育の会の理念は素晴らしく、仕事をする中で得た知識がとても役に立っていると感じています。アート活動が子どもにどんな影響がありどのように大切なものなのかを、子どもに関わるすべての大人に伝えていく使命があると思っています。